マニフェスト(産業廃棄物管理票)とは?

1 産業廃棄物管理票(マニフェスト)について

事業活動に伴い排出された産業廃棄物は、適正に処理されることが重要です。では、排出されたものがどのように運ばれて、どう処理されたか追跡するにはどうすればよいでしょうか。
「産業廃棄物管理票(マニフェスト)」は、排出された産業廃棄物が適正に処理されているか追跡し、排出・運搬・処理の過程を確認するために使われている書類です。
当初は特別管理産業廃棄物のみを対象としていましたが、1998年から全ての産業廃棄物に対象範囲が拡大され、電子マニフェストも制度化されています。

2 産業廃棄物は跡を残しながら旅をします

わかりやすいよう紙のマニフェストで説明すると、A票、B(1,2)票、C(1,2,)票、D票、E票と7枚の紙が複写式の伝票になっているのが一般的です。

排出事業者は、排出時に必要事項を記入し、収集運搬業者に受領のサインをもらったら、A票だけを切り取って控えておきます。収集運搬業者は、運搬が終わったらB(1,2)票を切り取り、B1票は控え、B2票は排出事業者に「運搬が終了した」旨が確認できるよう送付します。そして、中間処分業者が処分を終えると、C(1,2,)票、D票を切り取り、C1票は控え、C2票は収集運搬業者に、D票は排出事業者に処分終了の確認のため送付します。埋め立てるなど最終処分が完了したら、E票が排出事業者の元に届き、事業者は、排出した廃棄物が適正に処分されたことを確認することができます。
もちろん、各段階で日付が記載され、マニュフェストを排出事業者に戻すまでの期日も定められています。

一見、ややこしく複雑な仕組みですが、「産業廃棄物が先々でマーキングしながら移動する」イメージを持つとわかりやすいかもしれません。

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